介護業界全体の人材不足、職員の負担軽減を目的とし
ペッパー君の導入計画を2017年6月に沖縄県へ提出したところ
2017年7月27日付で沖縄県経営革新(第326号)の承認を受け
弊社10部署へPepperを配属する運びとなりました。
どのような配属形式をとるか、どのように働いてもらうのか等は
随時こちらのホームページで公開してまいります。

介護業界では、共通の悩みである「人手不足」が常態化しています。 それが今回のロボット導入を検討する出発点でした。また、長寿県である沖縄県では、介護サービスの需要が特に高いことが周知の事実です。 これに対し、慢性的な介護人材不足が続いており、残念ながら、今後は更にそれが加速していくと見られています。
弊社でもなかなか人手不足が解消されず、結果的に介護職員一人ひとりの業務量が多くなり、いつまでも労働環境の改善が見込めないという現状にありました。
そのような時に、ロボットができることはロボットに任せるという「人間とロボットのワークシェアリング」を実現し、これを人手不足解消策のひとつにできればと考えました。

目的は大きく分けて二つあります。
一つ目は、グループ内の各事業所に Pepper を配置して、人手不足の解消策として活用します。
今働いている職員の業務負担を軽減し、労働環境を改善する為に導入します。
二つ目は、共通の悩みをお持ちの同業他社様へ Pepper を広めていく為の、導入支援サービスを構築していこうと考えています。

10台のPepperを一斉に導入しました。弊社グループでは、介護・医療事業を様々な事業形態で運営しています。
その為、各事業所のサービス内容や特性に即したPepperに成長させていく必要があり、今回、複数台を同時に導入致しました。

介護・医療事業所での Pepper 活用により、職員の業務負担軽減・運用環境の検証・ Pepper の性能検証を実施し、弊社グループ内で蓄積・実用化したノウハウを 「介護・医 療現場向け Pepper 導入支援サービス」として事業化し、同業他社様に Pepper 運用アドバイスを行いながら、Pepper 導入・普及活動を進めて参ります。
それにより、業界全体 の人手不足問題が解消され、安心で安全なサービス事業所が増えることにより、地域貢献の一翼を担えるものと信じ、この事業に取り組んで参ります。